2020-02-14
二月に入り暦の上ではもう春になるのですが、まだまだ寒い日もあります。特に今年は温暖化の影響か寒暖の差が大きく体調を崩される方も多いようです。
竹茂では今月の献立に心も体も温まり、滋養もあるすっぽんを使った煮物椀にしております。
生きたすっぽんを捌くところから始め、沸騰したお湯でサッと湯通しし、薄皮を剥きます。それを鍋に入れ、水と酒、昆布をさして火にかけ濁らないように灰汁を取りながらスープとります。
ボールに白玉粉、水を入れてこねてスープを取ったすっぽんの身を包んで団子にします。
そのすっぽん団子を湯がいてお椀に盛り、梅の花弁に抜いた人参と焼いた下仁田葱、芽葱ともぐさ生姜をのせて味付けしたスープを注ぎます。見た目も可愛らしい温まるすっぽん団子の煮物椀です。